体験した記憶とその継承を、今
阪神・淡路大震災から20年が経過し、来年で東日本大震災からは5年を迎える。そして近年は地震や火山の噴火など、自然災害が頻繁に日本全国で勃発している。
昨年(2014年)12月19日に、政府の地震調査委員会がだした全国地震予想地図の最新改訂版によると、震度6弱以上の地震が起きる可能性がある自治体が報告されており、図書館総合展の会場である横浜市で起こる確率は75%と大変高い。また、広範囲の被害をもたらすとされている南海トラフが起きる確立は70%である。
今回の震災フォーラムは、阪神・淡路大震災の20年を改めて振り返る機会とし、図書館の役割の変化や情報化の急速な進展などを踏まえて、20年前そして今現在、神戸市立中央図書館で勤務されている松永憲明氏に中長期的な視野から見た災害時の図書館のあり方についてお話をいただく。
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