出版社による図書館向け電子書籍提供の本格化
電流協では、毎年行われる公共図書館への電子図書館・電子書籍貸出サービス調査について、今年も行った。調査では電子書籍貸出サービスの普及も進んできたものの、阻害要因もはっきりしてきた。その一つに図書館が利用できる電子書籍点数が少ないことや、今後の増加に対する懸念があった。 多くの出版社は電子書籍貸出サービスについて積極的になってきたものの、その実態がまだ図書館現場には伝わっていないと言えよう。 そこで有力出版社の電子出版担当者においでいただき、今後の電子図書館向け電子書籍の供給状況について検討する。
- 「2015年度図書館アンケート速報」(山崎榮三郎)
- 「講談社の電子書籍への取組みと電子図書館対応」(吉羽 治)
- 「中小出版社の電子書籍への取組みと電子図書館対応の状況」 (沢辺 均)
- 「出版社の発表を聞いて、公共図書館における電子書籍のとらえ方」 (小池信彦)
- パネルディスカッション
◎受講費・・・1,000円(当日、会場にてお支払いください。)
◎新刊資料本「電子図書館・電子書籍貸出サービス 調査報告2015」・・・1,500円(割引)
※満席となりましたため、受付を終了いたしました。多数のお申込み誠にありがとうございました。