21世紀のグレート・ブックス・ルネサンス運動

はじめに問題提起をします。戦後70年の2015年、改めてロバート・ハッチンスとモーティマ・アドラーが核戦争根絶の世界平和実現に向けて、いかに大きな古典教養(グレート・ブックス:以下、GB)の革新を行ってきたかを再考します(松田)。最初の講演では1990年にアドラーの哲学研究所を訪ね、直接GB運動の理念と方法の指導を受けた報告をします(須賀)。2番目にアドラーのアドバイスを受けて、GBのセント・ジョンズ・カレッジのセミナー運営の実際を紹介します(江藤)。3番目にアドラーは全米の図書館ネットワークの学習社会GB運動を展開しましたが、このモデルは日本のインターネット時代の図書館運営に応用できると思います。また21世紀のGB運動の現在はアドラー&アクィナス研究所がインターネットで大学教育と協働プロジェクトを展開しています。そこでGB運動の課題と展望について語ります(犬塚)。

 

●展示会場 小間番号c-15 でブース展示もしております。ぜひお立ち寄り下さい。

2015年11月12日 (木)

10:00 - 11:30

第6会場

共催

  • 図書館総合展運営委員会

登壇者

  • パネリスト : 須賀由紀子 実践女子大学教授/森永エンゼル財団理事
  • パネリスト : 江藤裕之 東北大学大学院教授/森永エンゼル財団理事
  • パネリスト : 犬塚潤一郎 実践女子大学教授
  • コーディネーター : 松田義幸 尚美学園理事長/森永エンゼル財団理事

申し込み・問い合せ先

武井 浩一

[email protected]