「多くの人に和古書に触れ和古書の魅力を知ってほしい」という思いから、開架室で手にとって古書を堪能してもらう「立正大学古書資料館」は誕生しました。
そして4年。「和古書の魅力を世界に届けたい」そんな気持ちで、開架への歩みや和古書の魅力を1枚のポスターに込めて、マレーシアで開催された第84回IFLA年次大会のポスターセッションに参加しました。
いろいろな国の方が足を止めて下さり、多くの質問をされましたが、携えて行った和紙や糸や和装本に触れていただくと、その瞬間に和古書の魅力が伝わったのです。「本物」の持つ力のすごさに圧倒されました。
そこで今回は「和古書の魅力を世界へ 和古書の魅力をあなたも」と題し、IFLA会場で外国の方が感じた和古書の魅力と、繰り返し尋ねられた「プロジェクト(開架に踏み切ったこと)」の理由と試みを報告し、古書に触れ、「Learn and discover by seeing,touching and feeling」を体験できる「立正大学古書資料館」へと誘います。